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自分でつくる庭のDIY~芝生の貼り方~

イラスト

自分の理想の庭をイメージされたときに、青々とした美しい芝生をイメージされる方も多いと思います。 きちんと管理された芝生はとても魅力的で、その上、小さいお子さんを安心して遊ばせることができるなど、現実的なメリットも持っています。自分の庭を芝生にするには、もちろん業者さんに依頼すれば簡単なのですが、自分自身の手で芝を貼るということも、できないことではありません。

ここでは、自分で芝を貼る際の注意点について、いろいろと見ていきたいと思います。

芝生を貼る前に、まずは環境をチェック!

・土壌・日当たり・水はけ・気温

まず最初にチェックすべきは、芝を貼ろうとしているその場所は、本当に芝の生育に適しているのか?ということです。芝は意外とデリケートで、環境がきちんと整っていないと、きれいに育ってくれません。主なチェックポイントは、以下の通りです。

土壌

栄養分のある土壌でないと、残念な発育になりがちです。
ただし、腐葉土などを使った土壌改良で、改善できる場合もあります。

日当たり

日当たりが悪い場所では、どうしてもきちんとした生育は難しいです。特に建売住宅などで、すぐ近くに家が多い場合などは、時間帯による日当たり具合も含めて、しっかりチェックするようになさってください。

水はけ

水はけが悪いと、芝の根が腐ったりして、よくないです。ただし、芝を貼る前の整地の際に工夫することで、水はけを改善できる場合もあります。また、風通しのよさも、重要な要素です。

気温

芝は植物ですので、ある程度の気温はどうしても必要です。また、冬場になれば自然と休眠します。芝には大きく分けて、暖地型芝と寒地型芝があり、冬になって気温が下がると暖地型芝は枯れますが、寒地型芝はある程度まで緑をキープできます。ご自宅のある地域の年間気温と希望する冬場の景観を考えた上で、選択するようになさってください。

日照や風などの条件が整わないと、プロが管理していても芝の状態は悪くなりがちです。たとえば、イタリアにセリエAという世界トップクラスのサッカーリーグがありますが、ある名門チームのホームグラウンドは、スタジアムが改装されて大きな屋根が付き(日当たりの悪化)、風通しも悪くなると冬場の試合のとき、グラウンドの芝がズタボロ状態になったそうです。もし、どうしても条件が整わないようであれば、芝生を断念されるのも、選択肢のひとつかと思います。

芝生は貼る前の準備が大切!

芝生で重要なのは、貼る前の準備です。芝生を貼る予定の場所をしっかり整備しておくことが必要です。
具体的には、以下の通りです。

1・予定場所を掘り返し、石や雑草などを取り除く
掘る深さは30センチ程度。できれば、その周囲の雑草も取り除いておくと、なお、よいでしょう。
2・掘ったところが平らになるように整地する
下が平らでないと、芝を貼ったとき、デコボコの芝生ができてしまいます。なお、平らと書きましたが、ほんの少し、傾斜をつけておくと、水はけがよくなります。排水したい方向に向かって、気持ち、下がり目にすると効果的です。また、土自体の水はけがよくない場合には、芝を貼る場所だけ、水はけのよい土に入れ替えるという手もあります。

芝生の貼り方

準備が済んだら、いよいよ芝を貼っていきます。

1・芝を貼る
マット上になった芝を購入し、整地した場所に貼っていきます。隙間なく貼るやり方(べた張り)と、数センチ程度、間をあけて貼るやり方(目地張り)があります。前者の方が芝生の完成が早いです。ただ、後者には必要な芝が少なくて済むという利点があります。また、この際に整地した場所の適当なところの端から端に糸をまっすぐに張って、その糸にマット上の芝の端を合わせて貼っていくと、きれいに仕上がります。なお、マット上の芝は、自由に切ってかまいませんので、整地した場所の端っこなどが中途半端に余った場合には、その大きさに芝をカットして、貼ってしまいましょう。※ここでは割愛しましたが、マット上の芝を使用するのではなく、芝の種をまいて、種から育てるという方法もあります)。
2・目土をかける
芝を貼り終わったら、ふるいで上から目土をかけて、芝を軽く、覆ったあと熊手などで目土を芝生にすり込みます。
3・鎮圧する
次に、芝が地面と密着するよう鎮圧します。ローラーがあればベストですが、芝の上に板を置きその上に自分が乗って、自分の体重を利用して鎮圧する、などしてもよいでしょう。これは、芝を地面と密着させることで、根の活着をよくすることが目的です。
4・水やり
最後に水をやったら、しばらくは芝の上には立ち入らないようにします。あとは、天候を見ながら、適度な水やりを継続させましょう。芝がしっかり根付いてくれれば完了です。確認するためには、芝の端の方を軽く持ち上げてみてください。芝がはがれないようであれば大丈夫です。
コンテンツ
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